タンパク質の取り過ぎによる悪影響とは？

皆様こんにちは！
豊田市パーソナルトレーニング　
ナチュラル・ラボ豊田大林店代表の齋田です！　

本日のブログは、
タンパク質の取り過ぎによる悪影響とは？です。

ダイエット・ボディメイクをしている皆様でしたら、タンパク質の摂取は凄く重量で一番重視して摂取している栄養素かと思います！

タンパク質は筋肉を作る栄養ですので、摂取すればするほど良いと思う方もいるかと思いますし、僕自身も最初は摂取すればするほど筋肉もつきやすくなると思って過剰にタンパク質を摂取しておりました。

しかし、タンパク質の取り過ぎは身体に様々な悪影響を与えることを知っておりましたか？
本日のブログでは、タンパク質の取り過ぎによる悪影響についてと、ダイエット・ボディメイクをしている方へのタンパク質の摂取量の目安について書いていきますので、是非最後までお読み下さい！

それでは見ていきましょう！！

① 腸内環境の乱れ

タンパク質の取り過ぎによる悪影響①は、
腸内環境の乱れです！

ダイエットやボディメイクを頑張っている方で、野菜やキノコ類、海藻類など食物繊維を多く含んでいる食材もしっかり食べているのに、下痢や便秘になっている方はいらっしゃいませんか？
もし当てはまった方は、タンパク質の取り過ぎが原因で腸内環境が乱れているかもしれません。

私たち大腸には、100種類以上、100兆個にも及ぶ腸内細菌が生息しています。これらは善玉と悪玉、そしてどちらでもない中間の菌の3つの種類で構成されております。一番多い菌が中間の菌で、次に善玉菌。悪玉菌はわずかと言われております。

しかし、タンパク質(動物性タンパク質)を取り過ぎると、体に吸収されなかったタンパク質がそのまま腸内に送り込まれ、タンパク質は悪玉菌のエサになってしまうので、腸内環境の乱れに繋がってしまうのです。本来、一番少ないはずの悪玉菌が増えてしまうと腸の運動が弱まり、下痢や便秘・食中毒や病原菌による感染の危険性・発がん性を持つ腐敗産物が多く作られる可能性もありますので、注意して下さい！

② 内臓疲労

タンパク質の取り過ぎによる悪影響②は、
内臓疲労です！

私たちが摂取したタンパク質は、体内で合成と分解を繰り返すのですが、その過程で食事から摂取したタンパク質の内、余分なものは分解されて窒素となります。
窒素を体外な排泄するためには、肝臓や腎臓の働きが必要不可欠であり、体内の分解過程で必要なくなった窒素はアンモニアに変わります。アンモニアは人間の体にとって有害物質であるため、肝臓で尿素に変換されて腎臓で尿として排泄されます。

この時にタンパク質を過剰に摂取してしまうと、その分多くの窒素を尿に変換しなければならないため、肝臓や腎臓に大きな負担がかかり、内臓疲労を起こしてしまう可能性が出てきます。

内臓疲労になると、体がだるく、寝ても疲れがとれなかったり、下痢が続いたり、肌荒れの原因にもなりますので、注意して下さい！

③カロリーオーバー

タンパク質の取り過ぎによる悪影響③は、
カロリーオーバーです！

タンパク質が豊富に含まれている食材(特に卵・肉類など)は比較的カロリーが高い食材です。肉類でしたら鶏胸肉はタンパク質が豊富で脂質も低いのでダイエットに持ってこいの食材なのですが、卵は栄養価でしたらビタミンCと食物繊維以外全ての栄養が入っている素晴らしい内容なのですが、脂質が全卵1個辺り6g程含まれており、全卵で毎日4〜5個食べてしまうと、それだけで脂質を約30gも摂取することになってしまいます。

カロリーを抑えつつ高タンパクの食事を意識することはとても大切です。
そのためには、脂肪の少ない食材を選んだり、油を必要以上使わないことや、卵は全卵で2〜3個までで後は黄身を捨てて卵白で食べるなどの工夫をしましょう！

タンパク質の摂取量の目安について

最後に、ダイエットやボディメイクをしている方へのタンパク質の摂取量の目安について書いていこうと思います。

まずダイエットしている方のタンパク質の摂取量の目安は、自分の体重×1.5倍を目安に摂取して頂きたいです！そして、痩せてきて筋肉もついてきたと感じたら、自分の体重×2倍を目安にタンパク質を摂取しましょう！

ボディメイクをしている方へのタンパク質の摂取量の目安は、自分の体重×2倍〜3倍程度で大丈夫かと思います！僕自身、筋肉をつけるために自分の体重×4倍のタンパク質を摂取していた時期もあったのですが、腸内環境が乱れ、お腹を下し体調が悪くなったので、筋肉をつける栄養素だからといつてタンパク質の取り過ぎは注意して下さいね！

本日のブログはこれで以上となります。
最後まで読んで頂いて、皆様ありがとうございました。

豊田市パーソナルトレーニングジム
ナチュラル・ラボ豊田大林店

代表　齋田　拳斗