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食事の話 2022.09.12

ダイエット中の脂質量について

ダイエット中の脂質量について

ダイエット中の脂質量について

皆様こんにちは!
豊田市パーソナルトレーニング 
ナチュラル・ラボ豊田大林店代表の齋田です!

本日のブログは、
ダイエット中の脂質量についてです!

ダイエットをしている皆様へ。
正しいダイエットのやり方を知っている方なら、ダイエット中に控えるべき栄養素は脂質であることを知っていますよね?
脂質は炭水化物やタンパク質といった栄養素よりもカロリーが倍近く多く、摂取量が多くなるにつれて脂肪組織に蓄積されやすい栄養素です。
しかし、ダイエット中に脂質の量を控え過ぎてもダイエットが円滑に進まないことはご存じでしょうか?
そんなダイエット中に一番気を付けなければいけない脂質の摂取量について本日のブログで紹介しまますので、是非最後までお読み下さい!
それでは見ていきましょう!!

脂質について

まず、ダイエット中に摂取する脂質量の前に、脂質について説明します。

脂質とは、炭水化物・タンパク質に並ぶ3大栄養素の一つであり、1g辺り9キロカロリーと炭水化物やタンパク質の約2倍のエネルギーを作り出す効率の良いエネルギー源であります。
役割としては、細胞膜やホルモンの構成成分として重要な栄養素であり、脂溶性ビタミンの吸収を助けたり、体温の保持、内臓の保護などをする役割があります。
脂質を構成している脂肪酸は、肉や乳製品の脂など常温で固体の飽和脂肪酸と、植物や魚の油など常温で液体の不飽和脂肪酸に分けられます。
飽和脂肪酸の摂取はダイエット中には避けたい分類に入り、不飽和脂肪酸には、一価不飽和脂肪酸・多価不飽和脂肪酸と2種類が存在し、特に多価不飽和脂肪酸には体内で合成できないオメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸があり、食事からの摂取が不可欠な栄養素であります。

摂取の注意点

・摂取不足
ダイエット中の脂質は敵であるため、摂取を控え過ぎてしまうと、ホルモンバランスが乱れしまい女性でしたら生理が遅れたり、来なかったりする可能性もあります。
また、体力の低下や肌荒れを引き起こしたり、ダイエットが円滑に進まない原因にもなります。

・過剰摂取
脂質は1g辺りのカロリーが高いため、摂取し過ぎるとエネルギー過剰となり、肥満の原因になります。そして、動脈硬化、脂質異常症などの生活習慣病や、糖尿病・大腸がん・乳がん・冠動脈疾患などのリスクが増加します。

ダイエット中の脂質の摂取量は?

ここからが本題ですね!
ダイエット中の脂質の摂取量なのですが、
全体のカロリー内の25%位を目安に摂取しましょう!!

全体のカロリー内の25%ってどれぐらいと思う方もいらっしゃるかと思いますので、運動量が少ない女性で想定して摂取カロリーの目安を1500kcalとします。
その内の脂質25%を数値化すると、約375kcalとなります!
gで表すと40g〜42gとなり、脂質量は40g〜50gに抑えることをダイエット中は意識していきましょう!もちろん、運動量が多い方はもっと摂取しても大丈夫です。
そして脂質40g〜50gってどれぐらいとまた思う方もいらっしゃるかと思いますので、
まず、皆様絶対食べたことのある食べ物・牛丼!
これは脂質25gも含まれており、食べると1日の半分以上の脂質量を摂取することになります!

続いて、代表的なお菓子・ポテトチップス
これは1袋辺り脂質30gも含まれております!!

続いて、加工食品のソーセージ・ベーコン
これは5本辺り脂質25gも含まれており、ベーコンは3枚で脂質20gも摂取することができます!

このように、ファーストフード・ジャンクフード・お菓子・加工食品は脂質量がかなり多い食べ物ですので、ダイエット中は避けたい食べ物となっております。
そして摂取したい脂質は、魚などに含まれるEPAやDHAやアボカドやナッツ類・オリーブオイルなどの植物性の油を積極的に摂取しましょう!

本日のブログはこれで以上となります。
最後まで読んで頂いて、皆様ありがとうございました。

豊田市パーソナルトレーニングジム
ナチュラル・ラボ豊田大林店

代表 齋田 拳斗